雑草のような読書
雑草のようにちょっとした隙間に読み、雑草のようにいつのまにか知識と知恵が増えているようにしたい。 書評ブログではありません。読書記録です。
2018年7月28日土曜日
「いま」を読み解くための世界史
「いま」を読み解くための世界史
宮崎正勝 監修 池田書店
歴史はユーラシアから始まった。
メソポタミヤ文明の重要性がよくわかってきた。
シュメール人の謎をもう少し解明してみたい。
エマニュエル・トッドで読み解く世界史の深層
エマニュエル・トッドで読み解く世界史の深層
鹿島茂 ベスト新書
家族類型を基礎として、歴史をとらえ、世界情勢を先読みする。
斬新なエマニュエル・トッドの説のわかりやすい解説。
なるほど。
わかりやすすぎてもの足りない。
一神教の起源
一神教の起源
山我哲雄 筑摩書房
一神教自体は、珍しいものではない。
オーストラリア原住民にも「最高存在」というものがあるという。
それはアニミズムとはまったく異質であるという。
ユダヤ教という特異な宗教がなぜ生じたのか
本書ではユダヤの歴史に沿って描かれているが
私の疑問はまだ晴れない。
空気の研究 水の研究
「空気」の研究 山本七平ライブラリー1
山本七平 文藝春秋
「空気を読む」ことを重視する日本人にとって
山本七平の研究は、とても意義がある。
そして「水を差す」ということの重要性が説かれている。
明治には正しい「水」の差し方があったようだが
昭和になって忘れられてしまった。
そしてそれは戦前、戦後を通じて共通のものであるという。
2018年7月21日土曜日
古代オリエントの宗教
古代オリエントの宗教
青木 健 講談社現代新書
マンダ教 --これは面白い。ユダヤキリスト教の真逆の教義である。
マニ教はほとんど絶滅に近いそうだが、中国福建省にわずかに信者がいるらしい。
(チベット仏教のマニ車とは関係あるのかな、無いのかな)
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