2017年10月31日火曜日

統辞構造論 

統辞構造論 チョムスキー 岩波文庫

生成文法の原典。読むには時間がかかりすぎるので眺めるのみだが、言語学を科学として記述しようとするチョムスキーの態度はよくわかる。
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2017年10月28日土曜日

北園克衛詩集  

北園克衛詩集  現代詩文庫
キタゾノ カツエ という詩人。

言葉を物体(オブジェ)として扱う。
すごい人だ。すごい詩だ。これは買いだ。

あるひは



のなか





これは縦書きでないと感じがでないか。

北園克衛詩集 現代詩文庫1023/北園克衛


北園克衛全写真集というのもあるのか!すごい。


生成分法の企て

生成文法の企て ノーム・チョムスキー  福井直樹・辻子美保子 訳 岩波書店

チョムスキーの言語学についてのインタビュー集
最初の「訳者による序説」にチョムスキーの生成文法についてコンパクトにまとめられていて面白かった。文法は日常で覚えるには複雑すぎる。これを後天的に学ぶだけで獲得できるというのは説明がつかない。したがって人間には、言語を生み出す能力があらかじめそなわっている。そこで、自然科学としての言語学、科学としての言語学が生じてきた。

インタビュー内容も興味深い。
インタビュー内容はチョムスキー言語学の予備知識がないと難しい。
でも随所におもしろいところがある。
-チョムスキーは外国語が苦手だから、主に英語で生成文法を作った。
-「言語というものはどの程度雪の結晶に似ていて、どの程度脊柱に似ているか」(脊柱はいきあたりばったりの出来損ないと言われている。)

自然科学は人間の外側の出来事だから、容易に記述することができたが、言語は科学的記述が難しい。それでも言語を科学として扱うという。

チョムスキー入門 生成文法の謎を解く  

チョムスキー入門 生成文法の謎を解く 町田健  光文社新書

チョムスキーの説く「生成文法」の入門書。
深層構造、普遍文法 などの解説
内容はあまり目新しいとは思わなかった。
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2017年10月25日水曜日

雑草のような読書

本を読んだら、記録をつけておきたいと思った。これまでは読みっぱなしにしていた。あとで読み返したいと思っても、どの本だか忘れていることもしばしばある。記録をつけておけば、何年かたっても検索できる。
世に公開する意味はあまりないが、人に読まれることを予想して文章の練習になるかもしれない。読書のペースメーカーともなるだろう。
雑草は、ちょっとした隙間にも生えてくる。そんなふうにちょっとした隙間に本を読む。
雑草は、いつの間にか膨大に増えている。そんなふうにいつの間にか膨大な量を読んでいるようになっていると良いと思う。
このブログを“雑草のような読書”と名付けよう。