2018年4月30日月曜日

わかりやすいはわかりにくい?

わかりやすいはわかりにくい? 臨床哲学講座

鷲田清一  ちくま新書

「だが大事なことは、困難な問題に直面したときに、すぐに結論を出さないで問題が
自分のなかで立体的に見えてくるまでいわば潜水しつづけるということなのだ。それが知性に肺活量をつけるということだ。目の前にある二者択一、あるいは二項対立にさらされつづけること、対立を前にして考え込み考えて考えてやがてその外へ出ること、それが思考の原型なのに、

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