2018年3月1日木曜日

シュルレアリスム―終わりなき革命

シュルレアリスム―終わりなき革命  酒井 健  中公新書

面白い。
精神科の医学生であったブルトンがシュルレアリスムを発想する道筋を、マッソンらと比較しながら考察している。
シュルレアリスム革命は、永遠に未完なり。

p13 アンドレ・マッソンが戦場で言われた言葉
「お前たちはひと山幾らの人間なんだ」

ブルトン詩集

ブルトン詩集 アンドレ・ブルトン 稲田三吉 笹本孝/訳  思潮社

内容が雑多でわかりにくい。
「溶ける魚」のほうがよかった。

精神と物質 

精神と物質 エルヴィン シュレーディンガー 工作舎

名著のひとつ。非常に含蓄が深く、また短い文書のなかにたくさんの知恵が入っている。





唯識の思想

唯識の思想  横山紘一  講談社学術文庫

道徳がかった世界観が全体を支配していて、深みがない。




インターネットを生命化する プロクロニズムの思想と実践

インターネットを生命化するプロクロニズムの思想と実践
ドミニク・チェン  青土社

気鋭のドミニク・チェンだが、身から出た言葉がない。
なんだろうな、この軽さは。

ネットで進化する人類

ネットで進化する人類  ビフォア/アフター・インターネット
伊藤 穰一  KADOKAWA/角川学芸出版

われわれはネットを使っており、いまやスマホを手放さない人もいる。
インターネットテクノロジーの中に、身体の一部を預けているようだ。
われわれの無意識を、日常生活を、ネットに接続し、人類は何かに変容しようとしているのではないか。
シュルレアリストたちが目指した無意識は、変容しようとしているのではないか?

そのような探求をしようとして、ネットに関する本を読んだ。

期待はずれ。
なんか著者たちの言っていることに迫力がない。
唯一面白いのは藤井直敬先生の部分。

なぜ富と貧困は広がるのか

なぜ富と貧困は広がるのかー格差社会を変えるチカラをつけよう
後藤道夫、木下武男 旬報社

初歩的なマルクス主義の解説本
目新しいものはないが、今や労働組合の組織率は労働者の18%ということで
労働組合に入っていること自体が特権階級だ。
しかしこうでない何か別の枠組みで考えられないのかな。