2018年2月12日月曜日

売る力

売る力 心をつかむ仕事術 鈴木敏文 文藝春秋

いまや社会のインプラの一つとなったコンビニエンスストア。独り勝ちを続けるセブンイレブンの創業者の著作。
巷の書評をみるとどれも好意的なものだ。しかし、期待を超える、とか、顧客の視点、とか目新しいものではない。しかしそれを徹底しているところがセブンイレブンの強さだろう。飽きる消費者の先をいくように毎年少しずつ進化して初めて「いつも変わらぬ」と思われるということだ。ちょっと空恐ろしい。
このようにして我々の日常感覚は、先取りされ、なかば作られているのである。
その意味で考えさせられる本である。


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